『ノーゲーム・ノーライフ』Tシャツ&ブレスレットについて
グラフィカルなデザインは作品に助けられました
『ノーゲーム・ノーライフ』よりグラフィックを起こしデザインさせて頂いたのがこちらのTシャツです。
CONNECT:ED「ノーゲーム・ノーライフ」Tシャツ
“『 』” T-SHIRT
¥5,940(税込)
作中登場する『 』(くうはく)をシンプルにTシャツに乗せました。
CONNECT:ED/コネクテッドのコンセプトとして「現実世界と作品世界の融合」があります。「グッズ」としてそのまんまアニメ作品と目立つような服はどうしても日常に使いにくく、かといって作品の世界観を崩すほどデザインを凝ればグッズとしての意図を失ってしまう。その中間を狙ったのがCONNECT:ED/コネクテッドです。
そうした意味で今回のグラフィックは一般的なカギカッコデザインだけにそのまま乗せてもまるで違和感がない・・・「分かる人にだけ分かる」デザインとして綺麗に昇華できました。
逆に「このすば」などはなかなかに難産で。思い切り「バレる」デザインだけど、デザインのバランス自体は素晴らしい。この魅力を失わない様に・・・かつ日常使っても「バレない」レベルに整えるように・・・と考えて出来上がったのがこちらです。
難産だった「このすば」と異なり、今回の『ノーゲーム・ノーライフ』Tシャツはスムーズにデザインが決まりました。どこかのブランドがそのまま出していてもおかしくなさそうな・・・そんな印象になっています。
「ありものボディ」を使わず「ツヤ」を表現
さてこうしたグッズTシャツにおける問題のもう一つは「素材とシルエット」です。
得てしてこうした作品のグッズは所謂「ありものボディ」で制作してしまうところが多いです。
「ありものボディ」とは素材やシルエットを一から作らず既製品として販売されているTシャツを使って、そこに「プリントを入れただけ」のもの。「プリントスター」「ユナイテッドアスレ」などを検索すると理解できますが、こうしたありものTシャツにプリントを入れただけで7000円8000円と値付けしてしまうブランドが案外多いのです。
当然市場に流れているボディだけにシルエットは甘く、素材もそこまで上質なものはありません。「グッズだから別にそこまで求めてない」と言われればそれまでですし全く否定はしませんが、私たちCONNECT:ED/コネクテッドは「グッズ」と「おしゃれ着」の両立がテーマのブランド。そうした意味においてはやはり「ありものボディ」では物足りなく感じてしまいます。
そこで今回CONNECT:ED/コネクテッドで展開しているTシャツの全ては、ゼロから弊社で作りました。
形は今のトレンドを意識して少しだけリラックス感のあるゆったりサイズ。素材はなるべくツヤのあるような風合いに仕上げています。
洋服における「ツヤ」とは大人っぽさを象徴する要素です。
こちら私の運営するKnowerMagをご覧頂きたいですが、大人っぽさの象徴である「スーツ」は使うアイテム全てにツヤを求めます。
スーツはニット類などと異なり極細の糸を使いツヤのある素材を求めます。
シャツはオックスフォードなどいろいろな素材がある中、スーツで使うものは「ブロード」というツヤの際立つものが一般的です。
ネクタイはツヤの強いシルクを使いますし、靴はすり減るほどに磨き上げツヤを出します。
この様に「ツヤ」はスーツの重要な要素であり、また「大人っぽさの象徴」でもあるのです。
(逆にカジュアルはデニムやチノなどツヤのないシワのある素材を使う傾向のあり、対立構造が存在しています。)
Tシャツは本来スーツとは真逆に位置するカジュアルなものですが、ここにスーツの要素である「ツヤ」を入れ込むことで高級感と大人っぽさを付与し、ブランド品のような見栄えに整えることが出来るのです。
今回「ありもののボディ」を使わなかったことで「大人っぽく、一枚でもおしゃれに見えるTシャツ」が作れたと自負しております。
重要な「3首」をカバーするブレスレット
CONNECT:ED「ノーゲーム・ノーライフ」白
「種のコマ」チャームブレスレット CODE BRACELET “SHIRO”
¥5,400(税込)
CONNECT:ED「ノーゲーム・ノーライフ」空
「種のコマ」チャームブレスレット CODE BRACELET “SORA”
¥5,400(税込)
こちらは同じく『ノーゲーム・ノーライフ』で制作したアクセサリー。
コードとチャームを組み合わせたブレスレットです。
こちら私のサイトKnowerMag是非ご覧ください。スタイリスト用語で手首・足首・首を「3首」と呼んでいます。この3箇所は体の中でくびれが存在する箇所であり色気を象徴する部分、またそれぞれの先端部分にあたるため視線がとまりやすく目立つ部分でもあります。
夏場は特に手首にブレスレットをつけることをお勧めしています。これは私だけでなくどんなスタイリストも必ず「手首」を意識します。目立つ部分だけにここを放置すると「寂しい印象」となるからです。
今回のアクセサリーはそんな手首をカバーしてくれるブレスレット。
ただし普通のシングルブレスレットでは少々頼りないし安っぽく感じてしまう。かといってリストバンドのように太いブレスレットはあまりにも目立ちすぎる。そこで一つでもサマになるように「細身の二重ブレス」としました。
接合部分は留め具を多めにつけており、女性でも男性でも違和感なくつけられるサイズ調整が可能です。
展開する2種類をドッキングさせて4重ブレスにすることも。
パープル/ホワイト
イエロー/パープル
の二種類がありますので、お好きな方を手にとってみてください。
©2014 榎宮祐・株式会社KADOKAWA メディアファクトリー刊/ノーゲーム・ノーライフ全権代理委員会
©暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/映画このすば製作委員会