『この素晴らしい世界に祝福を!』オリジナルグラフィックTシャツ
『この素晴らしい世界に祝福を!』グラフィックTシャツ
株式会社KADOKAWA 角川スニーカー文庫から刊行している、暁なつめ原作/三嶋くろねイラストによるライトノベル作品『この素晴らしい世界に祝福を!』 。シリーズ累計650万部を突破した異世界コメディの決定版「このすば」が、ついに映画化決定! オーケストライベントも開催決定。映画「このすば」の詳細は公式HPへ
『この素晴らしい世界に祝福を!』作品「このすばロゴ」をアレンジしたグラフィックTシャツです。
ロゴはそのままプリントしてしまっては日常的になかなか使いにくい。そこで「知ってればわかるけれど、知らなければグラフィックデザインだと思われる」程度のアレンジを加えてみました。
日本語の「このすば」を記号化し部分的に省略、デザイン的にバランスの良い配置に整えて制作しました。
ジャケットのインナーなどに入れても映える良いデザインになったと自負しております。
プリントTシャツの良し悪しはどこで決まるのか
こちらMBが更新するサイト「KnowerMag」でも書いている通りですが、プリントTシャツのデザインバランスは「色数」「色彩」「プリント面積」で決定されます。
例えば
色数が豊富で、色彩が派手で、プリント面積が広いと途端に子供っぽい印象となり大人が着用するにふさわしくないデザインになることも・・・。そこで例えば色数を2色以内におさえたり、プリントの面積を小さく整えたり調整するのがセオリーですが、もう一つが「色彩をおさえる」ことです。今回はこちらを採用しました。
色は同じ赤でも濃さ・薄さで印象が変わります。
例えば強い色彩である「真っ赤」と弱い色彩である薄い「サーモンピンク」では印象がまるで違います。
以前「スーツの要素を入れると大人っぽくおしゃれになる」と説明しましたが、スーツの要素の一つに「モノトーン配色」があります。スーツは礼服であるほどに黒と白のみを使います。スーツは黒、シャツは白、冠婚葬祭ではネクタイすら黒か白のモノトーンです。つまり「色はモノトーンに近いほど大人っぽくドレスになる」わけです。
複雑な話ですが、色には「色彩」があります。
薄い色はペールトーン、濃い色はダークトーンとなりますが・・・ペールトーンは白に近く、ダークトーンは黒に近い色です。ペールトーンである「真っ赤」より薄い「サーモンピンク」は白に近いからドレスライクに。ダークトーンである「真っ赤」より濃い「ワインレッド」は黒に近いからドレスライクに。
この構造が理解できると「大人っぽい印象を持ったTシャツ」が選べるようになります。
今回「このすば」Tシャツでは面積が多く色数が多い代わりに色彩をペールトーンに抑えて大人っぽくなる様に整えました。
ゼロから制作した手間のかかったボディ
こうして出来上がった「このすば」オリジナルグラフィックTシャツ、実はTシャツのボディ部分もオリジナルで0から制作した意欲作になっています。透けにくいタフな生地の風合いやフォルムの綺麗なシルエットなどを楽しんでもらえればと思っています。
CONNECT:ED「この素晴らしい世界に祝福を!」Tシャツ
“KO・NO・SU・BA” SYMBOLIC T-SHIRT -「このすば」シンボリックTシャツ-
¥5,940(税込)
“KO・NO・SU・BA” SYMBOLIC T-SHIRTの購入はこちら
©暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/映画このすば製作委員会